ジュエリー全般の製作・加工・修理・販売を一貫してお受けしているジュエリー工房です

おかげさまで、キャスト(鋳造)技術、石留、仕上げと、ハンドメイドから量産品まで宝飾品の製造を一から習得でき、私のジュエリークラフトマンとしての生活が始まりました
最初に小さいな部品を扱う作業の時計修理から入ったのが幸いし、ピンセットやルーペを使った細部にまでこだわった加工技術を身に付けられました 長らく小売店と卸売業者の仕事をしていましが、独立からはや30余年、さらに皆様に喜んで頂けるサービスを提供できるような、ジュエリークラフトマンにと思っています

【受付時】

受付の際には、品物の状態を後々のトラブルの無いよう、細かくチェックさせていただきます
※石の傷・割れ・欠け、爪の変形・減り・折れ・浮き上がりなど、次に枠の変形・摩耗・傷・ス(細かい穴)・ヒビ割れ、石の重さ、地金の刻印、ロー付け部分の劣化、その他の不良など
それからお客様に解りやすいよう図や、接写画像を撮り確認して頂き、ご予算に合わせた方法での修理・加工のご相談をお受けしています

【爪留め】

　爪留では、石座と爪の内側を石にしっくり合わせるのが一番大事で、石が傾いたりガタ付いたまま留めると割れの原因になります

　途中までしか押さえていない爪、押さえやすいよう細く薄くしてしまった爪、石から爪先が浮いたままの爪、仕上げが悪く形がバラバラの爪など、きちんと合わせないまま留めた品を良く目にします。

　お預かりした加工や修理の品に不具合が有れば、安心して着けられるように、留め直しや石留直しをお勧めしています

【彫留め】

　彫留めは多数の石を一列から数列、直線や曲線状、敷き詰めるパべ留などが一般的です

ジュエリーは小さいため気付かれない方も多いのですが、石の高さや面が不揃いな品が目立ちます
建物のタイル貼りの面が凸凹していたらきれいに見えないと言えば分って頂けるかと思います

石留めの時にちょっと気を付ければ凸凹にはならないのですが・・・
当工房では、その少しの手間を惜しまずに彫留め、石留めを心がけています

【最終チェック】

当工房では、細部まで丁寧に磨き仕上げの後、爪の部分を生地に当ててすり合わせてみます
小さいバリや爪の浮きなどのチェックのために行うのです

☆着け心地の良い、飽きのこない着けて楽しいジュエリー☆

そのために、手間を惜しまずを心がけています